こんにちは!!
①流行りの株を買って損したことがある
②どの株を買ったらいいか分からない
③高い確率で含み益を出したい
以前、私は「99%勝てる株が見つかる本」という本を紹介しました
その本に従って「アクリート(4395)」という銘柄に出会い、含み益を得たことを記事にしました
またこの方法に従って銘柄を探していたところ、若干基準に満たないものの「ジャパンエレベーター(6544)」という銘柄にも出会い、含み益を出せたので、また紹介したいと思います
詳しいやりかたは下の記事にかいてあるのでぜひ見てください
https://binbou-shinsotsu.com/hello-world/
99%勝てる株の探し方
方法はいたって簡単です
簡単にいうと、成長していく企業に、割安な段階で購入し、だいたいの行きつくであろう株価を計算し、売り時も逃さないようにするのが、この投資方法です
①5つの基準を使って、成長していく(株価が上がる)企業か判断
②6つの基準を使って、現在の株価が割安か判断
この5つの基準が成長株か判断するものになります
- 営業費用売上比率が1.15を超えるか
- 配当性向が5割を超えるか
- ②がNOの場合4年連続増収か
- 数値目標や中長期の計画
- 商品の永続性と数量見通し
上の基準で出した成長の見込める株が、もうすでに注目されていて割高であったら効果は薄くなってしまいます
そのため下の6つの基準で割安かどうか判断しましょう
- NOPAT(営業利益6割=法人税4割を抜く)を計算する
- NOPATの4割(配当性向4割を見込む)を計算する
- 擬似的なROEを計算する(株主資本の効率を確認する)
- ROEによる場合分けをする(ROEの数値によって今後5-7年の配当総額を予測する)
- 将来の配当利回りを計算する(4の配当総額と現在の時価総額から計算)
- 上値目処(目標株価)を計算する
やってみると分るのですが、まず1番最初の 営業費用売上比率が1.10以上 の会社が20%くらいしかありません
そこから他の基準を満たすか絞っていくだけなので、割とすぐ投資したい銘柄が見つかります
それぞれの用語の説明や、詳しいやり方は別記事で紹介しているので是非そちらから見てくださいね!
https://binbou-shinsotsu.com/hello-world/
実際に選んだ理由
ジャパンエレベーターサービス(6544)が上で紹介した基準に当てはまっていたからこそ投資しました
1、営業費用売上比率は1.15以上か
2019年3月売上 17,900百万円 ÷ 総費用 15,866百万円 = 1.13
総費用は 売上 - 営業利益 で出しました。
一つ目であり、一番大事な基準はわずかに満たないもののクリアです
2、配当性向は5割以上か?
配当性向は41.3%になります
本に取り上げられている50%には足りませんが、だいぶ本が求めている銘柄に近いでしょう
また、50%に満たなかったら即終了ではなく、4年連続増収かを確認しましょう
3、配当性向が5割未満の場合は4年連続増収かを調べる
四季報を見ればわかりますが、余裕でこの条件を満たしていますね
4、中期経営計画があるか
こちらが直近の決算における中長期の見通しですが、今後どのように経営していくか明確なビジョンを持っているのが分かります
5、「永続性」「数量の見通し」があるか
難しく考えなくていいのです
エレベーターがこの世から数年後になくなるでしょうか
そんなことはないでしょう
よってこの基準はクリアとします
株価が割安かどうか調べてみました
1、NOPAT(営業利益の6割を計算)
2019年3月営業利益 2,034百万円 × 0.6 = 1,220百万円
2、NOPATの4割を計算(疑似配当総額を予想)
1,220百万円 × 0.4 = 488百万円
3、疑似的なROEを計算
税引後営業利益 1,220百万円 ÷ 自己資本 4,146百万円 = 29%
4、ROEによる場合分け
ROEが20%の場合は配当総額を4倍にするとしているので、1,952百万円とする
5、予想配当利回りが2%を超えれば「買い」
予想配当額 1,952百万円 ÷ 時価総額 1,127百万円 = 予想配当利回り 1.73%
6、上値目処を計算
予想配当利回り 1.73% で 日本平均利回り 1.6% な事を考えると「買い」であると判断できます
よって「ジャパンエレベーターサービス」は「成長株でありながら、まあまあ割安」なため「買い」となります
実際に購入してみて
ジャパンエレベーターサービスの月足になります
とても右肩上がりですよね
私が購入したのは、2020年1月のため大幅な含み益となっています
なぜこの方法をおすすめするのか
私がおすすめする理由はいくつかあります
この方法を取るようになって変わったのは、中期でこのくらいの株価になったら売ると決めているので、短期目線で株価が下落しても、あまり気になりません
日常の株価が気になってしまい仕事が手につかなくなるなんてことはありません
最近だと2020年3月付近はコロナショックでたくさんの銘柄が大幅に下落しましたが、この方法の場合、中期目線で、「この株価になったら売る」と決めているので特に気になりませんでした
株は私の場合ですがあくまで副業です
本業の妨げにならないこの方法を私はおすすめしています
1%の人が知っている99%勝てる株が見つかる本【電子書籍】[ 山本潤 ]